胃、十二指腸潰瘍
・どんな病気
胃や十二指腸の粘膜がただれ、
その下の筋肉層まで障害が進んだ状態です。
消化液のペプシンが、
食べ物だけでなく胃の組織にまで消化作用を
及ぼすことで発病します。
アルコールや香辛料、ストレス、
薬物などが胃粘膜を傷つけることが発端となります。
ヘリコバクター、ピロリ菌の感染がかかわっているとも言われています。
典型的な症状は、みぞおち部のしくしくした痛み、
胸焼け、胃もたれ、吐き気などです。
重症な場合、穿孔が起こることがあります。
[主な1次検査・関連検査]
・便潜血反応
・消化管X線造影
・超音波
・CT
・内視鏡
《参考資料》
健康診断の検査値がとことんわかる事典 最新版