乳がん

乳がん ・どんな病気 乳房にできるがんで、しこりは固く、表面に凹凸があり、境界が不鮮明です。 進行すると、しこりの部分の皮膚がへこむ、乳頭がへこむ、潰瘍ができる、乳頭から分泌物が出る、わきの下のリンパ節がはれるなどの症状が現れます。 このがん…

メニエール病

メニエール病 ・どんな病気 突然、ぐるぐると回転するように感じるめまいが起こります。 耳鳴りがして、立っていられません。 吐き気や冷や汗を伴うこともあります。 この発作は、30分から数時間続いて、自然に治ります。 これを繰り返すのですが、発作の間…

緑内障

緑内障 ・どんな病気 眼球内部の圧(眼圧)が高くなり、視神経の機能が低下して、視力低下が起こる病気です。 急性緑内障と慢性緑内障があります。 急性の場合、眼痛、頭痛、吐き気を伴って、視力低下が突然起こります。 夜に起きることが多いのが特徴です。 …

白内障

白内障 ・どんな病気 「白そこひ」ともいい、水晶体(目のレンズに相当する部分)が濁って光の透過率が悪くなり、視力が低下する病気です。 視界全体が白っぽくなり、光をまぶしく感じるようになります。 ある程度進行すると、 外見的にも瞳孔が白く濁ってきてい…

悪性リンパ腫

悪性リンパ腫 ・どんな病気 リンパ管やリンパ節のなかで、リンパ球ががん化、増殖する病気です。 がん化する原因は、良く分かっていません。 初期症状はほとんどなく、リンパ節のある部分がはれる程度です。 ただ、進行すると倦怠感、発熱、体重減少などの症…

多発性骨髄腫

多発性骨髄腫 ・どんな病気 白血球の一種のリンパ球から分化した形質細胞が、骨髄内でがん化して増殖するものです。 症状は、そのがんが周囲の骨組織を破壊するために起こります。 そのため、背骨や腰骨が痛んだり、骨折しやすくなったりします。 また、骨髄…

白血病

白血病 ・どんな病気 白血球のがんです。 症状の現れ方により、急性白血病と慢性白血病に分けられます。 増殖する白血球の種類により、それぞれ骨髄性白血病とリンパ性白血病があります。 発病すると、倦怠感や疲労感、顔色不良、体重減少、おなかのはり、出…

赤血球増多症(多血症)

赤血球増多症(多血症) ・どんな病気 赤血球の数が著しく増える病気です。 頑迷紅潮、目の充血、頭痛、めまい、耳鳴り、かゆみ、倦怠感などの症状が現れます。 これらは、循環障害による症状です。 さらに、血栓が出来やすくなるため、心筋梗塞や脳梗塞の原因…

貧血

貧血 ・どんな病気 赤血球の異常により、全身への酸素の運搬に支障が生じて、息切れ、動機、めまい、顔色不良、耳鳴り、倦怠感などの症状が現れる病気の総称です。 出血により鉄や葉酸などの血液組成の欠乏によるもの、造血機能の異常によるもの、造血過程に…

膠原病

膠原病 ・どんな病気 体の組織や臓器をつなぎ止めている膠原線維などの結合組織が、自己免疫などにより炎症を起こし、さまざまな症状をもたらす病気の総称です。 関節リウマチ、リウマチ熱、全身性エリテマトーデス、強皮症、皮膚筋炎、多発性筋炎、結節性多…

尿崩症

尿崩症 ・どんな病気 のどが異常に渇くので飲料を飲む、そのため多尿になる、という事を繰り返す病気です。 多尿により、体の水分保持がうまくでくなくなり、粘膜や皮膚が乾燥傾向になります。 また、全身の倦怠感も感じるようになります。 これは、膿腫瘍や…

甲状腺機能低下症

甲状腺機能低下症 ・どんな病気 甲状腺の機能が低下し、甲状腺ホルモンの分泌が少なくなる病気の総称です。 その代表が、慢性甲状腺炎(橋本病)です。 また、甲状腺の機能をコントロールする下垂体のホルモン分泌異常など、ホルモンの分泌異常が原因になるこ…

甲状腺機能亢進症

甲状腺機能亢進症 ・どんな病気 甲状腺の機能が高まり、甲状腺ホルモンの分泌が異常に多くなる病気の総称です。 その代表がバセドウ病で、甲状腺が大きくはれ、動機、頻脈、眼球突出などの症状が現れます。 [主な1次検査・関連検査] ・胸部X線・心電図・赤血…

高尿酸血症、通風

高尿酸血症、通風 ・どんな病気 血液中の尿酸の濃度が、何らかの理由により高くなった状態が高尿酸血症、その濃度が一定のレベルを超えて飽和状態になり、結晶化して関節や腎臓などに沈着するのが通風です。 痛風発作を起こすと、足の親指の関節に炎症が起こ…

糖尿病

糖尿病 ・どんな病気 血液中に含まれるぶどう糖(血糖)が、一定レベルを超えて多くなる病気です。 血糖は、全身の細胞、組織に取り込まれて、エネルギー源になります。 これを糖代謝といいますが、高血圧の状態は、その糖代謝がうまくいっていないことを示し…

脂質異常症(高脂血症)

脂質異常症(高脂血症) ・どんな病気 血液中には、中性脂肪やコレステロールなどの脂肪(脂質)が、一定の濃度で含まれています。 その血中濃度に異常が生じた状態を、脂質異常症といいます。 これまでは、高脂血症と呼ばれていました。 脂質異常症には、高中性…

後天性免疫不全症候群(エイズ)

後天性免疫不全症候群(エイズ) ・どんな病気 ヒト免疫不全ウイルス(HIV)による感染症です。 感染すると、次第に体の免疫機能が破壊され、ほかのさまざまな感染症にかかるようになります。 HIVに感染すると、まず数週間で発熱やリンパ節のはれ、のどの痛みな…

前立腺がん

前立腺がん ・どんな病気 前立腺内の、特に外側の組織(外腺)に生じるがんです。 その成長には、男性ホルモンがかかわっています。 前立腺がんは一般に成長すが遅く、しかも初期症状はありません。 進行するにつれて、排尿時間の延長、排尿痛、頻尿などが現れ…

前立腺炎

前立腺炎 ・どんな病気 膀胱や尿道、直腸など体内のさまざまなところにいる細菌が、いろいろな経路で前立腺に入り、繁殖して炎症を起こすものです。 急性と慢性の2タイプがあります。 急性前立腺炎では、下腹部の鈍痛と排尿痛が初期症状で、やがてそれが強く…

膀胱がん

膀胱がん ・どんな病気 膀胱内の粘膜などに発生するがんです。 乳頭腫、浸潤がん、粘膜(上皮)内がんの3つのタイプがあります。 乳頭腫は悪性度が比較的少ないがんです。 それに対して浸潤がんは、進行型で、悪性度が高いといえます。 粘膜がんは、ほとんど盛…

尿道炎

尿道炎 ・どんな病気 尿道に淋菌やクラミジアなどが感染して、炎症を起こすものです。 性感染症の一種ですが、性行為とかかわりなく感染するケースもあります。 症状が現れるのは、感染後、だいたい2週間以内です。 主な自覚症状は、排尿時の痛みと、尿道の…

膀胱炎

膀胱炎 ・どんな病気 大腸菌などが尿道を介して膀胱に入り、炎症を起こします。 排尿痛、頻尿、残尿感、血尿などの症状があります。 膀胱炎には、急性と慢性があります。 急性膀胱炎には、女性に多く見られます。 これは、経路となる尿道が、男性より女性の…

腎不全

腎不全 ・どんな病気 腎臓への血流不足、糖尿病など、 さまざまな理由により腎機能が著しく低下するもので、急性と慢性があります。 急性の場合は、 無尿、乏尿、むくみ、倦怠感、頭痛、動機などが急速に現れます。 慢性の場合も、 ある程度進行すると同様の…

腎臓がん

腎臓がん ・どんな病気 尿細管上皮や腎盂、腎杯から発生するがんです。 ある程度進行するまで、自覚症状はほとんどありません。 脇腹に生じるはれや鈍痛、血尿などが現れたら、かなり進行しているものと考えます。 また、このがんは転移しやすいため、発生が…

腎盂腎炎

腎盂腎炎 ・どんな病気 最近が¥膀胱から入り込んで腎臓の腎盂や腎皮質に至り、感染して炎症を起こすものです。 また、結石や尿管狭窄などにより尿の流れが悪くなり、最近が繁殖するケースがあります。 腎盂腎炎には、急性と慢性があります。 急性の場合、突…

ネフローゼ症候群

ネフローゼ症候群 ・どんな病気 肝臓の糸球体の異常により、尿にたんぱくが異常にでてしまう病気です。 そのため、尿たんぱくが上昇するのに対して、血清たんぱくは低下します。 代表的な症状は、強いむくみです。 原因ははっきりしていませんが、免疫や代謝…

慢性腎炎(慢性糸球体腎炎)

慢性腎炎(慢性糸球体腎炎) ・どんな病気 腎臓に慢性的な炎症がある病気の総称です。 急性腎炎がきちんと治りきらずに、慢性化するケースもありますが、例としては少なく、多くの場合、原因は不明です。 自覚症状はほとんどない場合が多いのですが、むくみ、…

急性腎炎(急性糸球体腎炎)

急性腎炎(急性糸球体腎炎) ・どんな病気 多くは、3~5歳のこどもに起きる病気で、1~2週間前に偏桃炎、肺炎、猩紅熱などの溶血性連鎖菌(溶連菌)などによる感染症にかかっています。 溶連菌に対する抗体ができ、抗原と抗体が結合した物質が腎臓の糸球体に引っ…

結石

結石 ・どんな病気 胆嚢や胆管、泌尿器系の臓器では、石のような固まりが出来ることがあります。 これを、結石といいます。 胆嚢や胆管に出来るものが胆石です。 また、泌尿器系の各所に出来るものを尿路結石といいます。 尿路結石は、上部尿路結石と下部尿…

膵臓がん

膵臓がん ・どんな病気 膵臓に発生するがんですが、その原因は良く分かっていません。 中年の男性に多く見られます。 膵臓がんの初期症状は、ほとんどありません。 進行するにつれて、上腹部、背部痛、食欲低下、体重減少、下痢、黄疸などが現れてきます。 …