前立腺炎
・どんな病気
膀胱や尿道、直腸など体内のさまざまなところにいる細菌が、
いろいろな経路で前立腺に入り、
繁殖して炎症を起こすものです。
急性と慢性の2タイプがあります。
急性前立腺炎では、
下腹部の鈍痛と排尿痛が初期症状で、
やがてそれが強くなります。
残尿感や頻尿なども生じます。
さらに進行すると、排尿の最後に血尿や膿尿が出たり、
高熱を発したりすることもあります。
慢性前立腺炎の場合は、それらの症状が軽く起こりますが、
無症状のこともあります。
ただし、長期化します。
[主な1次検査・関連検査]
・尿潜血
・超音波
・PSA
《参考資料》
健康診断の検査値がとことんわかる事典 最新版