胆嚢炎、胆肝炎

胆嚢炎、胆肝炎

 

・どんな病気

 

胆嚢、胆管に起こる炎症です。


胆石が胆嚢に引っかかったり、
大腸菌などが総胆管に侵入するなどして発病します。


発症すると、右上腹部痛や吐き気、
発熱などが生じ、腹部の痛みは背中に放散するように感じます。


また、黄疸も出てきます。


対応が遅れると胆嚢の組織が壊死して、
うみがたまったり腹膜炎を起こしたりします。
高齢者は痛みを感じにくいため重篤化しやすく、
要注意です。

 


[主な1次検査・関連検査]


・白血球数
・白血球分画
・AST、ALT
γ-GTP
・尿アミラーゼ
・超音波
・CT
・胆管胆嚢造影

 

 《参考資料》
健康診断の検査値がとことんわかる事典 最新版