アルツハイマー病
・どんな病気
認知症のひとつです。認知症の原因はさまざまですが、
アルツハイマー病が全体の約半数を占めています。
この病気は、加齢などに伴って脳内に生じるβたんぱくという物質が、
神経細胞を傷めることによって起こります。
また、大脳の神経伝達物質であるアセチルコリンが減少することも、
関係していると考えられます。
症状の特徴は記憶障害で、始めは直前の記憶が乏しくなり、
やがて日常や場所、人間関係などもわからなくなります。
さらに進行すると、日常の動作に支障が生じるようになります。
[主な1次検査・関連検査]
・CT
・MRI
・SPECT、PET
《参考資料》
健康診断の検査値がとことんわかる事典 最新版