日常の生活・行動パターンを変えると正しい検査結果が得られないことがある

日常の生活・行動パターンを変えると正しい検査結果が得られないことがある


・検査を受ける前に注意したい事

 

検査は、その時の体のありのままの状態を調べるもの。

検査の数日前から品行方正な生活をして

検査結果をよくしようとするのは意味がない。

 

病気の早期発見のための検査であることを忘れない様にしたい。


・暴飲暴食や激しい運動はNG!


各種の検査の中には、

検査前日の食事や運動などのしかたが変化すると、

検査結果に影響が出るものがあります。

 

検査日の前は、いつもと異なる過ごし方をしてはいけません。

 

暴飲暴食や激しい運動は避け、

前夜は早めの夕食・就寝を心がけましょう。

 

 

・事前に指示が出たら厳守する!


検査の種類によっては、

事前に食事のとり方などについて特別な指示が出る事があります。

 

その場合は、その指示を確実に守る事が必要です。

 

やむを得ず守れなかったときは、

検査前に医師は看護師、検査技師などにその旨を伝えてください。


◆検査を受ける際の注意点

 

【前日の注意点】


・食事などについての指示を厳守する
・夕食は午後9時までに食べ終える
・脂っこいものやアルコールは控える
・激しいスポーツは避ける
・健康上、気になる事があれば、メモしておく
(当日の問診時に医師に伝える)
・早めに就寝する

 

 

【当日の注意点】


・脱着のしやすい服装にする
・装身具は出来るだけつけない
・厚化粧やマニキュアは控える
・心身のリラックスを心がける
・検査中に強い痛みや不快感を覚えたら、すぐに伝える
・検査後の注意事項を厳守する


◆画像検査を受ける際の注意点


・画像化の方法:X線


検査の種類:

X線単純撮影 CT 血管造影 臓器造営 マンモグラフィー


主な注意点:

最近、X線検査を受けた人・妊娠している人や

その可能性がある人・造影剤アレルギーのある人(造影検査の場合)は、

事前にその旨を医師に伝える/義歯やめがねなどの金属性のものはすべてはずす


・画像化の方法:放射性同位元素


検査の種類:

シンチグラフィー


主な注意点:

妊娠している人やその可能性がある人・重い心臓病の人は、事前にその旨を医師に伝える


・画像化の方法:磁気


検査の種類:

MRI


主な注意点:

心臓ペースメーカー使用者・体内に人工関節や

義歯などの金属部品を使っている人は

検査できない・検査室に磁気カードや時計、

携帯電話などを持ち込まない


ここをチェック!

 

薬物が県債に影響を及ぼす事があります。

糖尿病や血圧などの持病があって、毎日の服薬が必要な人は、

検査の前に医師などにその旨を伝えて指示を受けましょう。

それ以外の場合は、検査前の服薬を出来るだけ控えてください。

 

《参考資料》
健康診断の検査値がとことんわかる事典 最新版